祖母の房子が亡くなった。桜の咲く季節に間に合わなかった。警察側からは『自然死』という発表だった。房子を大好きだった中学二年生の麻里は「房子は殺された。」と一人声を上げるが確かな証拠がないため、誰も麻里の声を聞こうとしない。真実が知りたい。麻里はクラスメイトの紗世子に相談をする。紗世子は同じくクラスメイトの比良野仁希に相談することを薦める。仁希の親戚には霊能者がいるというウワサがあるからだ。最初は仁希に断られる麻里だが、「お礼はちゃんと払う」と言うと、仁希は手のひらを返したように麻里を受け入れる。さっそく霊能者がいる屋敷に案内された麻里。仁希はこの屋敷で、メイドをしている。主人の閑は甘い物に目がないちょっと変わった青年だった。麻里はおののきながらも、房子の死因を知りたいと相談するが、「やめたほうがいい」と言われてしまい……。