凄惨をきわめる死の連鎖は、1件の事件捜査から始まった。
かつて赤坂で宝石店経営者が殺された事件は、一度はお宮入りしたが新事実が浮かび、警視庁捜査一課特捜一係「堀田班」が再捜査に投入された。彼らは犯人を割り出し、自供も得た。が、直後、殊勲の堀田班全員に出された所轄への異動命令。メンバー5人は散り、その一人、小沢は週刊誌記者へと転身した。公判で犯人は、堀田班の植草に自供を強要されたと全面否認に転じ、植草は自殺。納得できぬ元メンバーの津原と小沢は独自の調べを始めるが、事件は警察幹部、大物右翼、同僚刑事らまで絡んだ黒い闇を見せ始める。さらに元堀田班刑事が、刑事の美しい妹が、警察幹部が……と積み上がる死体。事件に隠された謀略とはいったい何なのか!?